医師会の変遷


 明治元年3月、明治政府はそれまで数百年にわたってわが国の医学を支配してきた漢方に代えて、西洋医術の長所を採用すべきことを宣明し、近代医学教育のため、東京、大阪、長崎に官立の医学校を開設した。当時ドイツ医学と英国医学の優劣が問題になったが、ドイツ医学が導入され、数ある漢方医の団体は姿を消した。

明治 7年 医制七十六ヶ条(現行医療制度の基本を包含)の布達

明治39年 医師法の公布

明治40年 法定の新居郡医師会の設立

大正 9年 強制の新居郡医師会の設立

昭和12年 新居郡医師会から独立した新居浜市医師会の誕生(市制発布)

昭和17年 官製医師会の設立、新居浜市医師会は愛媛県医師会新居浜市支部となる

昭和23年 社団法人 新居浜市新居郡医師会の設立

昭和33年 社団法人 新居浜市医師会と改称

平成23年 社団法人 新居浜メジカルセンター(特例民法法人)を吸収合併

平成25年 一般社団法人 新居浜市医師会へ移行(公益法人制度改革)、今日に至る