6月から10月は食中毒が多発する時期に当たります。食中毒というと、飲食店や仕出し弁当などの外食を思い浮かべるでしょうが、全体の20%は家庭の食事で発生しています。

食中毒の原因には、細菌、ウイルス、自然毒、その他がありますが、原因の約90%は細菌によるものです。食中毒菌は腐敗菌とは異なるため、汚染された食品でも臭いや味に大きな変化はでにくく、一見何ともないようでも注意が必要です。

食中毒を防ぐにはいくつかポイントがあります。

(1)買うとき:生鮮食品は新鮮なものを買って、早く持ち帰る。
(2)保存するとき:持ち帰った肉・魚・野菜などは別々に、すぐに摂氏10度以下に設定した冷蔵庫や摂氏マイナス15度以下に設定した冷凍庫に適当な隙間を保つように入れ、早めに食べてしまう。
(3)下準備をするとき:調理や食事の前に石鹸で手をよく洗う。調理器具は清潔にし、なるべく熱湯消毒する。肉・魚・野菜などは別々に真水の流水で洗う。
(4)調理するとき:食物の中心部の温度が1分間以上・摂氏75度以上になるように加熱する。
(5)食べるとき:調理したらすぐに食べ、室温で長く放置しない。
(6)残ったとき:清潔な食器で保存する。