●食中毒の恐るべきニューフェイス・・・O157

わが国の食中毒の90~95%は細菌性で、原因菌として腸炎ビブリオ(魚介類に多い)が半数を占め、ほかにブドウ球菌、サルモネラなどが一般的です。命にかかわる病原性大腸菌は今年も流行の兆しをみせています。

●三つの特徴があったら

O157は潜伏期間が四~八日と長いため感染経路が見つかりにくく、他の食中毒の発症に必要な菌数の数千~数万分の一(わずか百個程度)で発症し、人から人への二次感染も多いため大流行をおこしやすい。O157は、

(1)たび重なる水様下痢
(2)激しい腹痛、
(3)赤ワインに似た血便

が特徴的です。

●手から口の間で防ぐ

食材ごとにまな板を洗ったりするのは大変ですが、水道水に含まれる塩素には意外な殺菌力があります。「万が一にも食中毒になったら」と考えて、特に食材の「水洗い」を心がけてください。