甲状腺は、新陳代謝を促進するためのホルモン(甲状腺ホルモン)を分泌する重さ15g程度の小さな臓器で、喉仏の下あたりにあり蝶が羽を広げたような形をしています。

甲状腺の病気には主に、
(1)甲状腺全体が腫れるタイプ(バセドウ病、橋本病、単純性甲状腺腫など)
(2)甲状腺の一部が腫れるタイプ(亜急性甲状腺炎)
(3)甲状腺に腫瘍(しこり)ができるタイプ(良性または悪性腫瘍)
の3つに分けられます。それと、健診時のエコーや頸動脈エコーの際に偶然見つかることの多い甲状腺のう胞があります。

診断法には触診、血液検査、画像診断(エコー、CT、MRI,シンチなど)、病理組織診断(吸引細胞診)などがありますが、ほとんどの場合触診と血液検査、エコーで十分診断できます。

治療法には個々の疾患によって違いはありますが、主に薬物療法、放射線療法、手術療法などがあります。