鼻はいろいろな働きがありますが、フィルターの機能とともに、加湿器と加温器という働きも持っています。

鼻で呼吸することにより、ノドや気管に送られる空気はホコリを取り除かれ、またちょうどよい湿度と温度になります。

しかし鼻にいろいろな刺激が加わると、鼻汁がつくり出されます。

鼻とノドの間の部分には耳管という、耳につながる管があります。乳幼児のその管は太く、短く、水平に近い状態ですが、成長するにつれ、その管は細く、長く、45°の角度がつきます。鼻汁が増えると、乳幼児が中耳炎にかかりやすいのはこのためです。

鼻汁が鼻の中に停滞すると大切な鼻呼吸が出来なくなります。

鼻をかむことは鼻汁を鼻に貯めないことになって、鼻炎、副鼻腔炎を改善させ、中耳炎を予防し、鼻呼吸をとりもどすことになります。鼻を上手にかむこつは、(1)片方ずつ (2)ゆっくりと (3)やさしく、かむことです。

両鼻で押さえながら、力いっぱいかむと、中耳炎になりやすくなります。

中耳炎は本来乳幼児の病気ですが、鼻のかみ方によっては、大人の人にもなります。くれぐれも鼻のかみ方に注意して下さい。