2024年05月27日
血液ドーロドロ・血液サーラサラ(H15.10)
日頃の不摂生や強いストレスで血液はドロドロなります。ドロドロでは血球の細胞膜はしなやかさを失って固くなり、血液は毛細血管を通りにくくなります。生活習慣で長く続くと動脈硬化になり、心臓病や脳卒中や痴呆症を招きます。
悪玉コレステロール、中性脂肪、血糖、尿酸、血圧の値が高いとドロドロになります。喫煙は血液の粘りを増す一方、一酸化炭素やニコチンの作用で動脈硬化にさせます。お酒の飲み過ぎはいけません。脂肪分や甘いものや炭水化物の食べ過ぎ、また運動不足などは中性脂肪を高めます。
豆乳、梅干し、酢、ニンニク、タマネギ、そば、納豆、青魚、緑茶、麦茶などがサラサラにさせる食品といわれ、適度のアルコールもよいとされています。肉は煮る、焼く、蒸すで脂肪を落とすとよい。食塩のとりすぎは血圧を上げるので減塩に心がけましょう。ビタミン、ミネラル、食物繊維を豊富に含んでいる野菜は積極的にとりましょう。運動は動脈硬化や高血圧・高脂血症を大幅に改善します。