「タウリン○○ミリグラム配合」といったドリンク剤のコマーシャルがあります。タウリンはタコ、イカ(スルメ)に豊富に含まれ、アジ、マグロ、カツオ、マダイなどにも多いアミノ酸です。血液中のコレステロールを減少させて動脈硬化を防ぐ、肝臓や心臓の働きを強化する、血圧を下げる、糖尿病を予防するなど、成人病の予防におおいに役立つと言われています。日本が長寿国のゆえんも、一つには魚介類からこのタウリンを多くとっていることにもよるようです。

 さらに目がよく見えるように働き、疲れ目などの解消にも一役かっています。タウリンは人間では目の網膜と、脳や脊髄などの中枢神経、肝臓に多く含まれていることから、目の働きに何らかの役割を担っているようです。タウリン不足の母ネコの子ネコに、タウリンを与えずに飼育すると網膜に異常が起きます。

 タウリンには強い坑酸化作用があって、脳細胞や血管などのサビ、つまり酸化から守ってもくれ、老化の防止にも貢献しているのです。