北海道大学研究チームが、医師が面接をして生徒のうつ病を調査をしました。平成19年4月~9月に北海道内の小学4年から中学1年までの児童・生徒計738人を対象に実施しました。協力が得られた小学校8校、中学校2校にそれぞれ4~6人の精神科医が出向き問診、小児・思春期用の基準などに基づき診断しました。

それによると、軽症のものも含めうつ病と診断されたのは全体の3.1%で、学年別にみると、小学4年で1.6%、同5年2.1%、同6年4.2%と学年が上がるほど割合が高くなりました。そううつ病が1.1%でした。

就寝・起床時間や一日のうちに外で遊ぶ時間、テレビ視聴時間、ゲームをする時間、朝食を取るかどうか、など生活スタイルについても尋ねましたが、分析の結果、関連はみられませんでした。

有病率は、中学1年に限ると10.7%に上りました。研究チームの伝田健三北大大学院精神医学准教授は「これほど高いとは驚きだ。これまで子供のうつは見過ごされてきたが、自殺との関係も深く、対策を真剣に考えていく必要がある」としています。

うつ病やそううつ病と診断された児童・生徒の保護者には、症状に応じて医療機関の受診を勧めました。