平成15年度の小児の誤飲事故に関するデータが厚生労働省から発表されました。今回で25回目の報告となります。

小児の誤飲事故の原因から上位10品目を挙げると、
(1)タバコ(未使用のタバコ・タバコの吸殻・タバコの成分が溶け出した液体) 40.7%
(2)医薬品・医薬部外品 11.5%
(3)玩具 10.6%
(4)金属製品 6.6%
(5)プラスチック製品 4.8%
(6)洗剤・洗浄剤 4.5%
(7)化粧品 3.0%
(8)硬貨 2.9%
(9)電池 2.4%
(10)食品類 2.0%
でありました。

1位と2位はデータを取り出してからずっと変わらず、3位から10位までも順位に若干の変動はあっても概ね同じ品目により占められています。

乳幼児は1歳前後に独力で室内を移動できるようになり、1歳6ヶ月以降は両手で容器を持って飲水ができるようになります。タバコの誤飲事故は、この1歳前後の乳幼児に集中しています。保護者は、子供がこの年齢の時期にタバコや灰皿を手の届くところに放置しないこと、飲料の空き缶等を灰皿代わりに使用しないこと等、細心の注意が必要です。

タバコやタバコの成分が溶け出した液体を誤飲した場合には早期に胃洗浄が必要であり、何も飲ませたりしないで直ちに病院で診察を受けることが大切です。