結核は今なお我が国最大の感染症であり、現在は(H17.01.01)感染予防のために4歳未満の乳幼児でツ反検査陰性者に対して、BCG初回接種が公費負担で行われています。(小学1年生及び中学1年生でツ反検査陰性者に実施していたBCG再接種は平成15年4月に中止されています)そのBCG接種対象年齢と接種方法が今回変更になります。結核予防法が平成16年6月に約50年ぶりに改正されたのに伴っての変更です。

BCG接種の目的は結核未感染者を対象として、結核菌に対する免疫を与え発病そのものを防止したり、仮に発病したとしても重症化を阻止する事です。そのため発病すると特に重症化しやすい生後6ヶ月未満の乳児へとBCG接種対象年齢が引き下げになったのです。同時に、BCG接種の2日前に実施していたツ反検査も中止になります。

平成17年の4月1日以降は、従来のように4歳になるまでにBCG接種をしようと考えていた家庭では、生後6ヶ月を過ぎた乳幼児には自己負担での接種となります。

あなたのお子さんやお孫さんは、ツ反検査・BCG接種はお済みですか。詳しいことをお知りになりたい方は、新居浜市保健センターへ問い合わせください。