はしか(麻疹)には予防接種を!

はしかウイルスは感染力が非常に強く、約3割が肺炎や脳炎、中耳炎などの危険な合併症を起こし、年間数10人が亡くなっています。1歳になったらすぐに予防接種を受けましょう。はしか患者さんの約半数が1歳以下の子どもです。それにもかかわらず、1歳児の接種率は50%に過ぎないのです。はしかの予防にはワクチンの接種に勝るものはありません。

ご注意!「とびひ」の季節です

直射日光の下で汗をかいたり水を浴びたりする夏は、子どもたちの皮膚が不潔になりがちで、子どもの皮膚の抵抗力もおちます。またすり傷や虫さされの機会も増えます。そこで増えるのがとびひ(伝染性膿痂疹)です。子どもに多い皮膚病で、水ぶくれになったり、かさぶたをつくったりして広がります。かき傷やすり傷をそのままにし、不潔にしていると皮膚表面の菌の数が増えて化膿します。肌をきれいに保つことが大切な予防法です。傷は早めに治療しましょう。