日本人はお風呂好きが多い、と言われています。毎日入浴する人も多く、各地の温泉も賑わい、スーパー銭湯なるものもあります。今回はお風呂の効用と注意点について考えてみます。

効用は、温熱作用による血液循環の改善。お湯に漬かった状態での水圧による皮膚、筋肉への刺激。副交感神経の刺激による筋肉の弛緩と精神的緊張をほぐす効果。などが考えられます。

しかし、基本的には体に良い入浴も時に脳卒中や心筋梗塞の原因となる事もあり、注意点としては

(1)飲酒後の入浴は避ける。当たり前のようですが転倒、溺水など入浴中の事故の多くが飲酒後に起きています。酔っぱらうと当たり前の事がわからなくなります。

(2)食後すぐの入浴は避ける。入浴は水圧で腹部を圧迫し大きくなった胃袋が心臓も圧迫するため危険です。消化も悪くなります。

(3)熱いお湯は避ける。歯をくいしばって入るのが好きな人もいますが、熱い湯(摂氏42度以上)は血圧を上昇させ脳梗塞や心筋梗塞のリスクを上げます。

(4)入浴後には水分補給をする。入浴は思った以上に多く汗をかき、脱水になり血液がドロドロになります。入浴後はコップ一杯程度の水分をとりましょう。

などがあります。

冬場で気温の低いときには、脱衣所や浴室の室温と湯温の温度差でヒートショックを起こす事があります。脱衣室や浴室全体に暖房が入れられると理想的です。このような注意点に気をつけ、毎日のお風呂だからこそ気持ちよく安全に入りたいものです。