2024年05月24日
お酒と上手に付き合うには(H18.1)
年末年始は忘年会や新年会でお酒を飲む機会が増えます。初めから終わりまで好きなもの一筋の方から数種類を飲む方まで、お酒の飲み方は人それぞれです。数種類をチャンポンにして飲むと悪酔いするとよくいわれますが、お酒の種類が替わると口当たりも変わり、ついつい適量を超して飲みすぎてしまうことが悪酔いの原因です。
健康に良いといわれる酒量は、お酒を飲む方は少ないと思われるでしょうが、日本酒なら1日に1合までで、これと同量のアルコール量(20g)はビール大瓶1本、ウイスキーシングル2杯、グラスワイン2杯、焼酎シングル3杯です。自分が飲める量をこの数字に換算して覚えておくことは大切です。
二日酔いになるかどうかは、肝臓のアルコール代謝時間に関係します。一般に肝臓が1時間に分解できるアルコールの量は7gといわれています。ビール大瓶1本・焼酎2杯・ウイスキー3杯も飲むと、先ほどの数値で計算すると代謝に8~9時間かかることになります。肝臓のアルコール分解能力には個人差があり一概には言えませんが、飲酒が夜遅ければ翌朝もアルコールは代謝されずに残っており、二日酔いとなります。注意しましょう。