湯たんぽや電気あんかを肌に直接触れたままにしておくと、低温やけどの危険があります。熱いと感じる温度でなくても長く触れていると、皮膚の組織がダメージを受け「やけど」となるのです。じんわりと深部まで熱が及んでいるので潰瘍を作り、再生して治るまで相当の日数を要するものになります。知覚や運動神経がマヒしているお年寄りや、痛みを感じても動けない赤ちゃんには十分注意しましょう。タオルで包んで直接当らないようにするのが肝要です。