2024年05月24日
インフルエンザ対策(H16.11)
インフルエンザは流行性疾患で、地域差は多少ありますが日本では例年11月から4月にかけて流行し、12月下旬から3月上旬が流行の中心になります。
インフルエンザに罹ると38度以上の発熱、頭痛、関節痛、筋肉痛などの全身症状が強くみられ、あわせて普通の風邪と同様の、のどの痛み、咳、鼻汁などの症状もみられます。また重症化することが多いのも特徴です。ことに高齢者や、気管支喘息等の呼吸器疾患、慢性心不全等の循環器疾患、糖尿病、腎不全、免疫不全症などの基礎疾患がある方は注意が必要です。
予防するには、普段から食事をきちんと摂り睡眠をよくとることが基本ですが、インフルエンザに対してはワクチン接種を受けることです。前述した重症化しやすい基礎疾患のある方は、罹りつけ医とよく相談をして、ワクチン接種を考えてください。
ワクチンを接種してから効果が現れるのには約2週間程かかり、その後約5ヶ月間その効果が持続するとされています。流行の時期から考えて、12月上旬までにワクチン接種を済ますと良いでしょう。